ICT on Plant factory and intelligent greenhouse
■主催:日本学術会議農学委員会・食料科学委員会合同 CIGR分科会、CIGR Plant Factory and Intelligent Greenhouse
Working Group、日本生物環境工学会、日本学術会議農学委員会・食料科学委員会合同 農業情報システム学分科会、日本学術会議農学委員会
農業生産環境工学分科会
■後援:日本農業工学会、農業情報学会、農業食料工学会、農業施設学会、日本農業気象学会、生態工学会、園芸学会、千葉大学環境健康フィールド科学センター(千葉大学植物工場拠点)、大阪府立大学植物工場研究センター、愛媛大学植物工場研究センター、愛媛大学
■日時:平成29年9月2日(土)13:30〜17:00
■場所:愛媛大学樽味キャンパス(農学部) 大講義室
■開催趣旨:
植物工場は、人工的な制御環境下において高効率の植物生産を行う農業生産施設であり、 人類が持続的に農作物を獲得するためのツールとして社会的重要性が増している。環境制御技術が基盤となるが、
ICT・自動化技術・機械化技術等の先端工業技術との融合による生産効率の最大化を目指した様々な取り組みが国内外でなされており、 同時に、商業的成功を前提とした農業生産システムとしての社会実装も進められている。Plant
Factory and Intelligent Greenhouse(PFIG) Working Group(WG)は、国際農業工学会(CIGR)
に設立された人工光型植物工場と太陽光植物工場を対象とした各種技術開発と社会実装を網羅するWGである。 本シンポジウムでは、とりわけ、植物工場におけるICTに立脚した生産技術と最新の植物科学研究との融合による新たな植物生産のあり方について
検討するとともに、数年以内の実用化を想定した技術開発のあり方について議論する。
<講演スケジュール>
司会:清水 浩(日本学術会議連携会員、京都大学大学院農学研究科教授)
【開会にあたって】 −日本学術会議の活動の紹介−
大西 隆(日本学術会議会長、豊橋技術科学大学学長)
【講演】
(1)「Current and future topics on plant factory」
Prof. Dongxian He(中国農業大学[中国]教授)、後藤英司(千葉大学大学院園芸学研究科教授)
(2)「How plants sense and respond to environmental cycles」
Assoc. Prof. Antony Dodd (ブリストル大学[イギリス]准教授)、福田弘和(大阪府立大学大学院工学研究科准教授)
(3)「Daily plant data for intelligent environmental control in greenhouse」
Prof. Eldert van Henten(ワーゲニンゲン大学[オランダ]教授)、高山弘太郎(日本学術会議連携会員、愛媛大学大学院農学研究科准教授)
(4)「Automation in agricultural production」
Prof. Sun-Ok Chung(忠南大学校[韓国]教授)、野口 伸(日本学術会議連携会員、北海道大学大学院農学研究院教授)
【閉会の挨拶】
澁澤 栄(日本学術会議会員、東京農工大学大学院農学研究院教授)