日本生物環境工学会 高松大会2013 オーガナイズドセッション

 

1.オーガナイズドセッションOS1
テーマ:全自動植物工場の構築事例とその諸問題
主催:全自動植物工場学会
共催:バイオロボティクスWG
オーガナイザー:平間淳司、門田充司
概要:昨年度のOSでは「全自動植物工場の実現に向けて」に引き続き、今回は全自動化に向けて植物工場を構築した事例紹介と運用上の諸問題や課題などについて種々の視点から議論する。

(1) 新世代植物工場の自動化を実現する革新技術
  伊東一夫(伊東電機(株))、村瀬治比古(大阪府立大学)
(2) 植物工場における環境/養液自動制御システムのアーキテクチャ
  畝村幸長、坂 實、長田雅幸、三浦 信、石塚知明、平間大貴、紺屋禎大(サカ・テクノサイエンス)、平間淳司(金沢工業大学)
(3) 太陽光利用型植物工場における病害虫の早期検出と早期防除の自動化
  上加裕子、有馬誠一(愛媛大学農学部)
(4)移動栽培技術と組み合わせたイチゴ群落の生育情報の測定
  山本聡史、林茂彦、坪田将吾、落合良治(農研機構 生研センター)

2.オーガナイズドセッションOS2
テーマ:「環境調節による植物工場野菜の高付加価値化」
オーガナイザ−:清水 浩(京都大学農学研究科)
概要:植物工場の環境調節に関する研究ステージは,ビタミンなどの有用成分やポリフェノールなどの機能性成分を多く含有する高付加価値野菜を生産するものへと展開しており,露地栽培との差別化がより明確になりつつある。本セッションでは刺激やストレスとしての環境要因と野菜の高付加価値化について情報交換および議論を行う。

(1) 完全人工光型植物工場における高品質野菜生産の可能性
  ○大橋(兼子)敬子(玉川大学術),大嶋泰平(西松建設),萩谷宏三(西松建設),大野英一(玉川大学術),宇佐見仁英(玉川大学術),布施政好(玉川大学術),荒井みち代(玉川大学術),渡邊博之(玉川大学術)
(2) サフランの栽培環境制御技術の開発
  ○宮地大樹、伊藤博通、宇野雄一、北秋広徳、宮川沙千(神戸大学大学院農学研究科)
(3) 白花蛇舌草の栽培環境制御技術の開発
  ○久野正貴、伊藤博通、宇野雄一、荻野伸祐、中野かおり(神戸大学大学院農学研究科), 石黒京子、奥尚枝(武庫川女子大学薬学部)
(4) LEDの光質がレタスとコマツナのポリフェノール類、アスコルビン酸およびミネラル蓄積に与える影響
  ○庄子和博(電力中央研究所)
(5) 根圏低温処理がホウレンソウのアスコルビン酸含有量に与える影響
  ○伊藤彩菜,清水 浩,中嶋 洋,宮坂寿郎,大土井克明
(6) 光強度・気温がホウレンソウのルテインおよびβ-カロテン濃度に及ぼす影響
  ○後藤 英司・藤澤 明正・彦坂 晶子(千葉大院園芸学研究科)

3.オーガナイズドセッションOS3
テーマ:栽培プロセスへの応用に向けた細胞から植物群落の生体計測
主催:生物生体計測研究部会
オーガナイザ−:大政謙次、北野雅治
概要:実験室での基礎実験にとどまらず,植物生産システムにおける光調節,温度調節,肥培管理などの栽培プロセスへの応用を目指して,細胞,組織,器官,個体および植物群落を対象とした植物生体計測の例を紹介する。

(1) Cell metabolite analyses by using a cell pressure probe with ESI Orbitrap and MALDI MS
  Rosa ○ERRA-BALSELLS (Univ. of Buenos Aires)
(2) 個葉・個体・個体群を対象とした匂い成分計測による植物診断
  ○高山弘太郎・名村 文・高橋憲子・仁科弘重(愛媛大学農学部)
(3) 栽培現場における植物個体のイオン吸収と転流に関する生体情報の応用
  ○北野雅治・野見山綾介・三好悠太(九州大学大学院農学研究院)
(4) 反射画像を用いたハウス内群落表面受光強度分布解析
  ○荊木康臣・三好達也(山口大学農学部)
(5) 温室を同化箱とした植物群落のCO2吸収速度の測定と誤差解析
  ○畔柳武司,安場健一郎,岩崎泰永
(6) 植物機能イメージングとフェノミクス研究への展開ー細胞から群落へ、2次元から3次元へー
  ○大政謙次

4.オーガナイズドセッションOS4
テーマ:「植物工場における養液栽培技術の進展」
主催:日本生物環境工学会 四国支部
オーガナイザー:森本哲夫、奥田延幸、安武大輔
概要:植物工場における養液栽培システムのハード面と制御(管理)のソフト面の進展を考える。

(1) 太陽光植物工場における培養液管理の合理化とシステム化
  ○高市益行(野菜茶業研究所)
(2) 太陽光利用型植物工場における養液制御システム
  ○坂井義明、多田誠人(井関農機)
(3) 養液栽培における電解水の利用
  ○樺山繁、雨森大治(日本トリム)
(4) 植物工場における環境制御システムの現状と課題
  ○緒方雅彦(大塚アグリテクノ)
(5) 培養液濃度の最適制御
  ○森本哲夫(愛媛大)

 

トピック

事前参加申込を修了しました。

大会期間中の緊急連絡先情報を追加しました。

懇親会の情報を更新しました。

口頭発表(一般セッション)ポスター発表に関する注意事項を掲載しました。

ポスター発表のプログラムを公開しました。

口頭発表のプログラムを公開しました。

エクスカーションBコースは、定員に達したため締切ました。

原稿受付を19日金曜日17時に延長しました。

学会誌綴じ込みの振込用紙のうち、一部ご利用できない件について

エクスカーションのページを更新しました。

シンポジウムのプログラムを掲載しました。

エクスカーションの案内を更新し、受付を開始しました。

OSのプログラムを公開しました。

発表申込の受け付けを終了しました。

発表申込を13日木曜日17時に延長しました。

企業展示申込受付を開始しました。

講演要旨広告の受付を開始しました。

近隣の宿泊施設の案内を掲載しました。

オーガナイズドセッションのOSを公開し、募集を開始しました。

オンライン参加申込HPを開設しました。

大会HPを開設しました。

 

重要な日程

2013年3月29日(金) オーガナイズドセッション企画申込締切

2013年5月17日(金)オーガナイズドセッション講演申込締切

2013年5月24日(金)オーガナイズドセッション講演採否報告期限

2013年6月7日(金)一般セッション申込締切

2013年7月5日(金)大会参加費・懇親会費参加費早期割引期限

2013年7月12日(金)講演要旨原稿提出締切

2013年8月23日(金)大会参加費・懇親会費参加費振込手続期限

 

関連リンク

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