趣旨:
未来型の植物工場には、様々な技術要素が取り入れられよう。少なくともその一つはロボティクスであり、また、分子レベルからの情報の利用技術と思われる。これらに関連する最近の話題をあつめ、未来型植物工場技術について考えたい。
バイオロボティクスWG・全自動植物工場WG主催 オーガナイズドセッション
招待講演
・田中伸和・広島大学
「外来異種遺伝子を発現する新機能植物−創出と製造」
話題提供
・秋田 求 (近畿大学)
「分子レベルから植物の応答を調べる(コケの病害応答を例にして)」
・難波和彦 (岡山大学)
「光強度を変化させた間欠照明によるサラダナ栽培環境の最適化」
・海津 裕 (北海道大学)
「組織培養苗のロボットによるハンドリング」
・二宮和則・栗田充隆・鎌田順三 (エスアイ精工(株))
林 茂彦・重松健太・小 林研・山本聡史 (生研センター)
「収穫ロボットが活躍する未来型イチゴ生産施設の展望
〜 実用化を目指した収穫ロボットの現状と課題 〜」
オーガナイザー:門田充司
〒700-8530 岡山市津島中1-1-1
岡山大学大学院環境学研究科環境生態学講座生物生産システム工学研究室
E-mail: monta@cc.okayama-u.ac.jp
Tel&FAX: 086-251-8352(ダイヤルイン)
趣旨:
高品質・高収益生産のためには,多様な環境ストレスの発生機構と耐性機構に基づいたストレスの回避と応用による栽培管理の最適化を実現する必要がある.本セッションでは,環境ストレスの検出および環境ストレスの応用にスポットを当てる.
1.身近な植物の低温応答と栽培技術への応用
○村井麻理,櫻井淳子,鈴木健策,高杉カツ子(東北農業研究センター),桑形恒男(農業環境技術研究所),岡田益己(岩手大学農学部)
2.水・塩ストレスを利用したトマトの高品質・高付加価値化とそのメカニズム
○圖師一文(尚絅大学短期大学部),松添直隆(熊本県立大学環境共生学部)
3.クロロフィル蛍光のストレス検出への利用
○荊木康臣(山口大学農学部)
4.電磁波による植物の環境適応応答の非破壊・定量・リアルタイム検出の試み
○下町多佳志(長崎大学環境科学部)
5.植物工場における揮発性有機化合物モニタリングによるトマトの水ストレス診断
○高山弘太郎(愛媛大学農学部)
オーガナイザー:北野雅治
〒812‐8581 福岡市東区箱崎6−10−1
九州大学農学研究院生産環境科学部門気象環境学研究室
E-mail: kitano@bpes.kyushu-u.ac.jp
Tel&Fax: 092-642-2923
趣旨:
わが国におけるイチゴ栽培は、ほとんどが施設内生産であることなど、他品目と比較して最もシステム化が進んでいる。本セッションは、わが国におけるイチゴ栽培における最先端の生産システム技術をソフト・ハードの両面から紹介する。
10:00-10:05 挨拶 座長 明治大 池田敬
10:05-10:35 人工環境下でのイチゴ周年生産の試み
池田英男・藤戸洋聡(大阪府立大大学院)
10:35-10:50 冷蔵苗利用によるイチゴの高密植移動栽培システム
林茂彦1・吉田啓孝1・山本聡史1・山田祐一1・岩崎泰永2・漆山喜信2(1生研センター、2宮城県農園総研)
10:50-11:05 イチゴ移動栽培装置の実用性向上
齋藤貞文1・吉田啓孝1・林茂彦1・山本聡史1・岩崎泰永2・奈古屋隆人3・加納賢三3(1生研センター、2宮城県農園総研、3誠和)
11:05-11:20 イチゴの高密植移動栽培システムに適した冷蔵苗の育苗方法に関する研究
矢野孝喜・山崎博子・長管香織・稲本勝彦・山崎 篤(農研機構東北農研センター)
11:20-11:35 イチゴ移動ベンチ栽培に適した養水分供給方法
岩崎泰永・漆山喜信・高橋信(宮城県農園総研)
11:35-11:50 イチゴの促成栽培における栽植密度が収量および果実品質に及ぼす影響
加納賢三・斉藤章・笠原健作(誠和)
11:50-12:05 イチゴの高密植移動栽培システムにおける自動収穫の可能性
山本聡史・林 茂彦・吉田啓孝(生研センター)
12:05-12:20 栽培ベッドを立体配置したイチゴの「2段吊り上げ・シーソーシステム」
伊藤栄治1・坂本隆行1・日高功太2,3・北野雅治3・宮内樹代史4・安武大輔4・横山詔常5・岡野仁5・中村幸司5・内海茂範6・環野敬志6・今井俊治1(1広島県農技センター,2学振特別研究員,3九州大学大学院,4高知大,5広島県西部工技センター,6ダイコーテクノ)
オーガナイザー:池田 敬
〒214-8571
川崎市多摩区東三田1-1-1
明治大学農学部農学科生産システム学研究室
E-mail: tikeda@isc.meiji.ac.jp
Tel: 044-934-7806
FAX: 044-934-7902
日本生物環境工学会2008年松山大会事務局
E-mail: taikai2008@agr.ehime-u.ac.jp