1.オーガナイズドセッションOS1
テーマ:全自動植物工場の最新要素技術・運用事例・今後の展開
オーガナイザー:平間淳司、門田充司・西浦芳史(全自動植物工部会)
連絡先:西浦芳史(大阪府立大学)改組でメールアドレスが変更されました
ynishiura@envi.osakafu-u.ac.jp
概 要:昨年度のOSでは「全自動植物工場の最新要素技術」に焦点をあてて議論した。引き続き、今回も全自動化に向けての最新の要素技術の紹介やそれらの技術を利用した実際の植物工場の事例紹介や今後の展開などについて、種々の視点から議論する。
備 考:本年度もロボティクスWGと共催とする。
(1)循環式移動栽培装置と定置型イチゴ収穫ロボットの実証試験
発表者:坪田将吾(農研機構 農業技術革新工学研究センター)、手島司(農研機構 農業技術革新工学研究センター)
(2)太陽光利用型植物工場における植物生育診断装置の開発
発表者:山本和彦(井関農機(株))、岡田英博(井関農機(株),愛媛大学)、坂井義明(井関農機(株),愛媛大学)、弓達武志(井関農機(株))、有馬誠一(愛媛大学)、高山弘太郎(愛媛大学)
(3)師部浸出液自動採取によるイチゴ果実への糖転流量の評価
発表者:〇山中良祐(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科)、和田光生(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科)
(4)全自動接ぎ木装置開発について
発表者:○平松昌憲(日下部機械株式会社)、西浦芳史(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科)
(5)クラウドを利用した遠隔モニタリングシステムの改良と活用事例
発表者:○持田宏平(株式会社セラク)、中村謙治(株式会社エスペックミック)、西浦芳史(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科)
2.オーガナイズドセッションOS2
テーマ:生物生産システムの最適化 〜異なる生物階層から俯瞰する〜
オーガナイザー:松本恵子
連絡先:松本恵子(金沢工業大学バイオ・化学部)
kmatsumoto@neptune.kanazawa-it.ac.jp
概 要:農業生産やバイオリオアクターなど、ヒトにとって有用な生物生産システムを最適化する生物環境制御について、植物個体、微生物、ゲノム等といった異なる生物階層から俯瞰することを試みたい。
(1)活性酸素処理に伴うリーフレタスの成長分岐とレドックス応答の差異
発表者:○森直哉(玉川大院・農),渡邊博之(玉川大院・農)
(2)納豆菌を用いた物質生産システム構築のための培養条件の検討
発表者:○七尾圭香(金沢工業大学大学院)、遠藤茜(金沢工業大学)、北村夏葉(金沢工業大学)、袴田佳宏(金沢工業大学)、大箸信一(金沢工業大学)
(3)固体及び細胞表面疎水性とバイオフィルム形成との関係解明
発表者:○谷川絢美(金沢工業大学大学院), 小田忍(金沢工業大学ゲノム生物工学研究所),大箸信一(金沢工業大学ゲノム生物工学研究所)
(4)微粒子層補強型液/液界面バイオリアクターによるテルペン系微生物変換
発表者:○石川麻子(金沢工業大学大学院),小田忍(金沢工業大学),大箸信一(金沢工業大学)
3.オーガナイズドセッションOS3
テーマ:ICT技術の施設園芸現場への活用と課題
オーガナイザー:袖 美樹子(金沢工業大学工学部)
連絡先:sode@neptune.kanazawa-it.ac.jp
概要:施設園芸の活性化を図るために、ICTの活用による農作物の栽培条件の最適化、篤農家の技術・ノウハウの可視化及び活用技術の確立による生産性向上、
生産から消費までの情報連携による消費者のニーズに対応した農作物の生産や付加価値の向上が検討されている。本セッションでは、ICT技術の施設園芸現場への活用とその課題を議論する。
(1)地下水冷房等によるトマトの夏越し生産技術の確立
発表者:○加藤亜矢子(いしかわ農業総合支援機構)
(2)施設園芸生産者の目標を達成させる手段としてのICT利用の実際
発表者:○斉藤章(株式会社誠和)
(3)ビニールハウス(苺ほ場)遠隔監視・制御システムの構築 −植物成長に関する環境データー収集−
発表者:○中寺 紳一(北菱電興株式会社)
(4)圃場管理システムの活用
発表者:○川崎 雄史(NECソリューションイノベータ株式会社)
(5)ビックデータ構築及び知識発見のためのパーソナル植物工場
発表者:○平藤雅之(農業・食品産業技術総合研究機構)