オーガナイズドセッション1(OS1)
「全自動植物工場の最新要素技術と運用事例」
概要:昨年度のOSでは「全自動植物工場の構築事例とその諸問題」に焦点をあてて議論した。引き続き,今回は全自動化に向けての最新の要素技術の紹介やそれらの技術を利用した実際の植物工場の事例紹介などについて,種々の視点から議論する。
オーガナイザー:平間淳司,門田充司
9月9日(火) 9:30 ~ 11:30 A会場(1011教室)
OS11 スマート植物工場に関する研究の取り組み
○西浦芳史(大阪府立大学),中村謙治(エスペックミック(株)),持田宏平((株) セラク)
Os12 植物工場における資源エネルギー回収と自動化
村瀬治比古(大阪府立大学)
OS13 Kinectセンサを利用した植物の成長モニタリング
○黒崎秀仁(近中四農研),岩崎泰永(野菜茶研), 浜本 浩(野菜茶研),田中幹人(テクノシステム株式会社),梅田大樹(野菜茶研)
OS14 きのこ栽培と遺伝子発現
○西堀耕三・倉橋敦・佐藤真之・下田隆史 (㈱雪国まいたけ),藤森文啓(㈱ハイファジェネシス,東京家政大学家政学部)
オーガナイズドセッション2(OS2)
「人工光型植物工場における電力料金の節減」
概要:人工光型植物工場の数は,2010年以来,毎年20%の勢いで増加して,2014年3月では168工場に達している。他方,電力料金は生産コストの30%前後を占め,より一層の普及には,その節減が重要課題となっている。本セッションでは,この課題について,最新の研究成果を含めてて種々の側面から討議する。
オーガナイザ:高辻正基((社)生産者のための人工光型植物工場協議会会長)
9月9日(火) 13:00 ~ 15:00 B会場(1022教室)
OS21 電気料金の節減対策 − 電力使用量の節減と料金制度の活用 −
関山哲雄(一般社団法人 農業電化協会)
OS22 LED光源を用いた節電型植物工場
岡﨑聖一(株式会社キーストーンテクノロジー 代表取締役社長・CEO)
OS23 電力料金節減のための新技術
村瀬治比古(生産者のための人工光型植物工場協議会)
OS24 人工光型植物工場の標準仕様
後藤英司(千葉大学園芸学研究科)
オーガナイズドセッション3(OS3)
「競争力のある施設生産拠点形成のための戦略」
概要:施設生産においては,国際化を視野に入れた経営競争力の強化が重要課題となっている.本セッションでは,その実現に向けた種々の環境調節・栽培管理に関する研究の成果や問題点等について議論し,競争力のある施設生産拠点形成に向けた戦略を探りたい.
オーガナイザー:安武大輔,高山弘太郎,石川勝美
9月9日(火) 15:00 ~ 17:00 C会場(1021教室)
OS31 湿度制御がトマトの生育収量,養分吸収および水利用効率に及ぼす影響
○鈴木真実(野菜茶業研究所),梅田大樹(野菜茶業研究所),松尾誠司(東京大学),岩崎泰永(野菜茶業研究所)
OS32 物理環境調節下における植物の成長速度と生物的ストレス抵抗性との生態的トレードオフ
○板垣芳(大阪府立大学,日本学術振興会特別研究員),渋谷俊夫(大阪府立大学)
OS33 自然エネルギー利用と炭酸ガス施用による複合エコ環境制御技術
○宮内樹代史(高知大学),松岡達憲(高知県農技セ),高橋昭彦(高知県農技セ),深山陽子(神奈川県農技セ),吉村留喜(昭和産業),福田俊仁(昭和鉄工),堀江達哉(近中四農研),亀島雅史(高知県農技セ),安武大輔(高知大学)
OS34 省エネルギー・高生産を目指したバラ局所加温栽培技術の開発
○深山陽子(神奈川農技セ),原靖英(かながわ農業アカデミー),馬場勝(ネポン),畔柳武司(農研機構近中四農研),林真紀夫(東海大学)
OS35 クロロフィル蛍光画像計測ロボットを用いた植物環境応答の高時間分解計測
○坂井義明,高山弘太郎,池田友美,高橋憲子,仁科弘重(愛媛大学)
オーガナイズドセッション4(OS4)
「施設園芸における栽培管理の高度化を目指したセンサネットワーク応用の取り組み」
概 要:ICTは,施設園芸の栽培管理における意思決定に的確性,即時性,再現性の向上をもたらす有効なツールである。合理的な栽培管理を目指した実用的なセンサネットワークに関するハードおよびソフト開発の取り組みとその課題について論議する。
オーガナイザー:大石直記
9月10日(水) 9:30 ~ 11:30 C会場(1021教室)
OS41 高信頼無線センサ/アクチュエータネットワークを用いた知的制御システムの開発
○兼田 千雅(静岡大学),町田 樹(静岡大学),井林 宏文(静岡大学),鈴木 雄也 (静岡大学),峰野 博史(静岡大学)
OS42 散乱光センサ−による温室メロン葉面積の非破壊評価
○今原淳吾,大石直記(静岡農林技研)
OS43 温室環境および植物生態情報取得のための散乱光マルチセンサユニットの開発
大石直記:(静岡農林技研)
OS44 環境制御情報を標準化するミドルウェアを利用した環境制御機器の開発例
○安場健一郎(岡山大学),吉田裕一(岡山大学),田中義行(岡山大学),後藤丹十郎(岡山大学)
OS45 次世代型施設園芸で活用できる無線温湿度・照度センサー
鈴木賢(三重農研),○礒崎真英(三重農研),小西信幸(三重農研)太田雄也(三重農研)川北友博(チトセ工業(株))・亀岡孝治(三重大院),橋本篤(三重大院),堀川恵莉菜(三重大院),加藤雅樹((株)構造計画研究所),高平俊一((株)構造計画研究所)
OS46 トマト群落における光合成環境改善のための群落内環境計測
○熊﨑忠(豊橋技科大),池内裕弥(豊橋技科大),下村徳仁(豊橋技科大),月山拓(豊橋技科大),東海林孝幸(豊橋技科大)