和文誌投稿規定

 

植物環境工学投稿規定2005224日制定,20141214日改正)

 

1.総  則

(1) 植物環境工学は,日本生物環境工学会の理念・目的と研究対象に基づいて,農業における先端技術に関する研究論文,その他この分野の学術の進歩に役立つ知識,情報を提供する目的で刊行される.

(2) 植物環境工学は,植物工場,農業環境工学,生物環境調節,植物種苗生産システム,バイオインフォマティクス,計測制御,リモートセンシングと画像認識,農業ロボットとメカトロニクス,養液栽培と成長促進,ポストハーベスト,グリーンアメニティ,精密農業,水環境と植物,環境ストレス生理,大量増殖と植物組織培養,CELSS,植物育種と遺伝子工学,生物システムのモデリングとその利用,ファイトレメディエーションなどの各キーワードを,その掲載分野とする.

(3) 投稿原稿は,本文が和文の原著論文(論文,短報),総説,技術報告(開発報告を含む)を主とし,その他編集委員会が必要と認めた記事とする.

(4) 著者のうち一人は日本生物環境工学会会員の必要がある.

(5) 投稿原稿は「植物環境工学」編集委員会の編集委員を含む複数の査読者により査読され,別に定める論文審査規定に従って,審査される.

(6) 投稿原稿の修正,加筆ならびに採否は,最終的に編集委員会で決定する.

(7) 植物環境工学に掲載された原稿の著作権は日本生物環境工学会に帰属する.ただし,著作者自身が,自らの著作物を利用するときには,本会の許諾を必要としないこととする.

 

2.細  則

(1) 投稿は,電子投稿システムより行う.投稿サイトを下記に示す.

http://www.editorialmanager.com/shita/

(2) 投稿原稿は,ワードもしくはpdf形式で作製したものを提出する.和文は1ページあたり25×45行とする.英文は12ポイント,ダブルスペースとする.原稿には,行番号を入れる.

(3) 投稿原稿の形式は,和文表題,著者名,所属機関および住所,英文表題,著者名,所属機関および住所,英文要旨(Abstract250語程度),キーワード(英語,5個程度をアルファベット順に並べる),緒言,材料および方法,結果,考察,摘要,謝辞,引用文献,表,図の説明,図の順とする.取り扱う内容の多少の変更は,編集委員会の承認を得れば,認められる.

(4) 投稿原稿は,本誌刊行の目的・掲載分野に合致しているか検証されるとともに,原則として次の基準に従って掲載の可否が判定される.原著論文は,学術的に価値ある結論・事実を含む未発表の研究を報告する.特に,短報は,価値ある内容を手短に速報する.総説は,特定のテーマに関連する数多くの研究を網羅的に総括・検証し,研究への意見を述べる.技術報告は,研究応用・技術開発に関する有益な結果を含む資料である.

(5) 原稿は,論文は印刷6頁以内,短報は同4頁以内,総説は同8頁以内,技術報告は同2頁以内とし、頁超過は,編集委員会の承認を得れば,認められる.図表が無い場合で,25×45×2=2250文字(英数字の場合はその1.5倍)が,学会誌刷上り1頁分に相当する,

(6) 投稿料は,論文,短報,総説,および技術報告の場合は,印刷1頁あたり5,000円とする.なお,カラー写真等の掲載には,別途費用を請求する.カラー印刷経費は1頁あたり78,000円+税とする.J-Stage公開頁のみをカラー表示する場合,別途実費を請求する.

(7) 図は,投稿された原図をそのまま縮尺して印刷するので,印刷原稿として耐えうる品質のものを提出する.印刷時のサイズは,原則として横幅7 cmとする.図中の文字,記号等は印刷時に天地2 mm以上を標準とする.編集委員会でトレース,墨入れが必要と判断された場合,その作業にかかる実費は著者の負担とする.図表の説明は,英文,または,和文と英文を併記する.図は,Fig. 1のように,表は,Table 1のように表記して原稿中で用いる.

(8) 単位には原則としてSI単位を用い,SI単位の表記規則に従って表記する.なお,数値と単位との間には半角スペースを挿入することとする.

誤った表記例: liter mS/cm lux μE/m2/s 1 cal 1 PS pF 3

正しい表記例: lLまたはdm3 dS m-1 lx μmol m-2 s-1 4.186 J 735.5 W -0.1 MPa

(9) 本文中でのすべての文献引用は当該事項の右肩に上付きで片括弧付の引用番号を1)2,3)4-6)7-9,10,13-17) のように付す.引用文献の項のリストは,片括弧付の番号を冒頭に付し,本文の引用順に下記の要領で記すこと.英語表記の文献は英文で,日本語表記の文献は日本語で表記する.他の言語で原典に英語表記がない場合に限り,原典の言語で表記すること.英語雑誌名は可能な限り略記し,和文雑誌名は省略しないこと.略記法に関する参考URLを次に示す.

http://images.webofknowledge.com/WOK46/help/WOS/P_abrvjt.html

【引用文献リストの記載例】

Journal articles(雑誌);

英文誌

1) Author ABAuthor CD. Development of nursery plant factory. Environ. Control Biol. 45: 135-140. 2007.

和文誌

2) 山田太郎,佐藤次郎植物種苗工場の開発植物環境工学. 19: 35-40. 2007.

Part of a Book(書籍の一部(同著者同年の複数文献の場合,日本語を付記する場合を含む));

3) Author AB. Rose factory. In: Development of Plant Factoryeds. Author AB. ABC PressLondon. 102-105. 1990.

4) 山田太郎.養液栽培システムの開発.東京一郎編著,植物工場ハンドブック.日本堂,大阪.56-72. 2001.

Book(書籍全体);

5) Author CD. Advanced Plant Factory. US PressNew York. 1-245. 1990.

6) 佐藤次郎.先進植物工場の開発.日本堂,大阪.1-245. 1990.

Theses(学位論文);

7) Author AB. Development of new agricultural system. Ph. D. thesis. ABC UniversityParis204-210. 1990.

8) 鈴木花子.植物計測システムの生産現場への応用.○○大学大学院農学研究科学位論文.東京.204-210. 1990.

Proceedings(予稿集);

9) Author ABAuthor CDAuthor EF. Analysis of plant factory. In: Proc. 1995 ABC Annual MeetingAmsterdam. 26-29 July400-401. 1995.

10) Author AB. Design of flower factory. In: Proc. 15th International Plant Factory Conferenceeds. Author CDMadridEuropean Society of Plant Factory. 300-306. 1990.

11) 山田太郎,鈴木花子各種養液栽培システムの省エネルギー性評価. In: 農業環境工学関連4学会2003年合同大会(盛岡)講演要旨盛岡. 98-11. 387-388. 2003.

(10) WWWページの引用は,文献に同様のものがある場合は,文献を優先する.加えて,WWWページも引用したい場合には,引用文献リストの該当行の末尾にカッコ()で括ってURLを併記する.WWWページにしか記載がない場合は,そのWWWページの運営責任者への連絡方法が明確であり,相当期間の永続的な参照が可能であり,かつ,本誌読者が参照可能な公開ページである場合に限り,引用を許可する.この場合のWWWページ引用方法は,本文の該当箇所の直後にカッコ()で括って,WWWページ表題,URL,参照年月日の順に記述する.

WWWページ引用例】

引用文献への併記;

12) Author ABAuthor CD. Development of nursery plant factory. J.SHITA 99(1): 35-40. 2005. (http://www.shita.jp/journal/ BackNumber/2-1-3.pdf)

本文中の該当箇所;

(植物工場建設基準,http://www.shita.jp/PlantFactory/standard/index.html201011日参照)

 

3.補  則

(1)本規定は,20141214日から適用する.